三遠三連戦はしっかり3連勝!
手負の相手に勝ち切れたのはビーコル成長の証
特にGAME2後半からの修正は強豪チームのそれでした
GAME1 12/10(土)
@横浜国際プール
中盤粘られつつも、危なげなく勝利!
終始安心して観ていられる内容でした
野球でいうところの
先制→中押し→ダメ押しという具合に効率よくゲームをコントロール
最終的には2桁得点が6人(アウダ選手、河村選手、森川選手、ジャクソン選手、オリバー選手、須藤選手)
オリバー選手以外全員アシスト記録
とチームオフェンスが機能した試合でした
ビーコル勝利の要因
- 組みやすいマッチアップ
- 天皇杯ゲームからの修正
- タイムシェア
三遠さんは天皇杯からスターター変更してきました
12/7(水)スターター
#24佐々木選手・#23半澤選手選手・#0ラベナ選手・#4ヒックス選手・#8太田選手
12/10(土)スターター
#5高橋選手・#24佐々木選手・#0ラベナ選手・#4ヒックス選手・#41ギデンズ選手
ビッグマンを外国籍2名で揃えてきました
これがビーコルにとって好都合で
#41ギデンズ選手はプレーエリアが広くないタイプなので、
マッチアップするジャクソン選手がペイントエリアから動かなくて良くなりました
かつ強みであるはずの高橋選手・佐々木選手・ラベナ選手のドライブコースを塞いでしまう悪循環に
すぐにシューターの細川選手を投入してきましたが、その頃には既に2桁近い点差が開いている状態でした
天皇杯ゲームからは
P&Rへの対応を上手く修正出来ました
アウトサイドシュートを打たせない事を優先に、中に侵入させつつもビッグマンのダイブをローテーションでケア
三遠の選手達を選択肢の少ない状況に追い込み苦しいショットやパスを選択するように仕向ける事が出来ました
これはGAME2でも継続したいです
そして何よりタイムシェア
河村選手のPTを約22分まで減らし、最長でも須藤選手の約25分
モリス選手も8分の出場ながらリバウンドにパスカットからのアシストに胸熱な活躍
最後までオフェンス・ディフェンス共に脚を止めずに試合を運べました
そして最近調子の落ち気味だった森川選手と須藤選手中心にオフェンスさせる時間帯も作り
結果両選手とも2桁得点で応え
次以降の試合も睨んだ青木HCのナイス采配でした
三遠さんは怪我人の影響もありますがかなり疲れが出ている様子で割と最初の方から足取りが重く
プレーが荒くなってしまう場面もありました
頑張って我慢していましたが明らかに疲れてしまった4Qに28失点
これをどう修正してくるか、そこにビーコルが対応出来るかどうか
GAME2への修正ポイント
- 好調な細川選手のスリーポイント
→スイッチで対応してビッグマンもしっかりコンテストする
- 佐々木選手の左45度からのプルアップスリー
→しっかりマークキャッチして打たせない、P&Rにはアイスで方向付けする
- ファストブレイク
→Live TO減らす、しっかりオフェンスリバウンド競り合う
河村選手だけのチームじゃない事を得点面でも証明したビーコル
また階段を一つ上がった印象です
GAME2 12/11(日)
@横浜国際プール
勝ちましたが
観ていてすごく気持ちよくない試合でした
疲れてるのも理解出来る、勝ちたいのも理解出来る
でもラフなプレーはダメでしょう
本当にキング選手が無事でよかったです
ファストブレイクでシュートに行ったシーン
ヒックスと佐々木が空中でキング選手を挟み潰した
あれは本当に頂けない
その後何もコミュニケーション取らずハドル組んでニヤついてる三猿の選手達
本当に残念です
昨日までは
「怪我人多いけど出来ることやろうとして頑張ってるいいチームだな」
って思ってた時間を返して欲しい
なんでこんなラフプレーが起こるかと言うと、やはりレフェリーがしっかりと注意しないのも責任がある
疲れで脚が動いていない三遠が手で乱暴にファウルしているのに全く吹かず
ブロックも真っ直ぐ跳ばず身体ごとぶつかっているのに吹かない
早い段階でしっかり吹いて荒れないようにコントロールしていればあんなに危ないシーンは生まれなかったはず
審判は判定するだけでなく安全に試合を進行する役割もありますが、
今日の試合に関しては前半は全くコントロール出来ていませんでした
本当に残念でした
オマケにバックコートバイオレーションまで間違える始末
「間違って吹いてしまいました」っていうアナウンス初めて聞きましたよ
兎に角前半は酷すぎて観ていてしんどかったです
後半、メンタルを整え、やるべき事にフォーカスしたビーコルが強いのは当たり前
しっかりとディフェンスで抑える事からゲームに入ったビーコルの圧に押された三遠は全くシュートが入らず
ビーコルは15-0と16-0のラン
コート上の選手の鬼気迫る表情
プレー一つ一つに怒りのエナジーを感じました
怒りのエナジーを冷静に変換して、誠実にバスケットに向き合ったビーコルが
破れかぶれラフプレー戦法に走ったチームに負けるはずはなく
前半10点のビハインドから最後は13点差をつけて大勝でした
ビーコルが勝てた要因
- 修正力
- 遂行力
- HCの差
第10節三遠ネオフェニックス戦Previewでテーマに挙げていた修正力と遂行力
GAME2はハーフタイムにしっかり修正
自らがコントロール出来る部分にしっかりとフォーカス
- 脚を使ったディフェンス+スイッチ
- ディフェンスリバウンド取り切る
- からファストブレイク
- ハーフはペイントアタック
- オフェンスリバウンド競り合う
- ルーズボール取り切る
これをまずは3Qのスターター5人が100%遂行
ベンチから出てくる選手達も流れを切らさずに遂行
前半からフルスロットルでハードにラフプレーしていた三遠は全く着いていけず
4Qは点差がついたので怪我しないプレーを優先したビーコル
チームで崩すオフェンスで効率よく得点
前日復調の兆しを見せてくれた森川選手も2桁得点
一方で
チームで崩せず破れかぶれのスリーポイントを打つしか手がなかった三遠
GAME2勝負を分けたのはHCの差
前半、上手い事やりたい放題出来た三遠大野HCは、2度のタイムアウトを請求せず
ほぼ7人でローテーションして10点リード
これが後半失速の要因でした
ハーフタイムだけ休んで回復する訳がなく
後半は頭も身体も動かなくなります
一方でビーコルは前半上手くいかない場面で審判にストレスが溜まる
特に代わって入ったばかりのアウダ選手、腕を引っ掛けられ体勢崩されたのにノーコール
審判に詰め寄る
チームメイトに引き剥がされるもまだイライラは収まらない
そこでベンチに下がったばかりのジャクソン選手をすぐにアウダ選手と再交代させた青木HC
あのままだとテクニカルになるか、
強引に攻めてTOになってしまうパターンだったので
とてもナイス判断な交代でした
ハーフタイムでしっかりとメンタルリセットさせ
後半の逆転劇につなげてからは極力タイムアウトを取らず(後半ダレてきた1度だけ)
体力ゲージの少ない三遠に休息を与えずに試合を運びました
三遠は前半のリードで余裕をかまして休みを取らなかった為に後半巻き返す体力が残っておらず終戦
指揮官の力量がそのまま勝敗に反映された試合でした
まとめ
天皇杯ゲームからの三遠三連戦
やるべき事をしっかりと遂行し続け、修正ポイントを素早く修正出来たビーコル
GAME2後半にみせてくれた100%集中のチームディフェンスには鳥肌がたちました
鬼のオールスイッチディフェンス
新たなビーコルのオプションになりそうな予感です
歯車がガッチリ噛み合ったビーコルはSHOWTIMEの様で本当に観ていて楽しい
3試合3様のゲーム展開にしっかり勝ち切れた事は
チームの成長でとても大きな収穫になりました
しかし本当に誰も怪我させられなくてよかった…
チーム変えても戦術はジェ◯ツ…
次の三遠との試合は4/15-16@豊橋市総合体育館
CS出場をかけた熱い試合になっているはず!
【記録達成のお知らせ】
河村選手通算500アシストおめでとうございます!
77試合で達成なので1試合平均6.49AS
凄すぎ…
勢いを加速させるコンビネーションプレー🤝
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) December 11, 2022
横浜BC#5 河村のノールックパスから#10 ジャクソンの豪快ダンク!@KawamuraYuki @CharlesJackson6 @b_corsairs
📡バスケットLIVEで生配信中https://t.co/gX98pZ6H34#Bリーグ pic.twitter.com/TSMczbI28j
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