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横浜ビー・コルセアーズをポジティブに綴るブログです

2021.12.04-05 北海道戦Review

バイウィーク開け、結果は2連敗。

流石に落ち込みましたが、落ち込んでいられません。

 

#Bリーグオールスター

#森川正明

 

悪かった所はSNSで好き放題文句言ってる方がいるので(苦笑)

よかった部分と伸ばしていきたい部分にフォーカスしたいと思います。

 

あ、悪かった所を好き放題言ってる系と個人攻撃系は大抵的外れなご意見なので。www

かなりバイアス掛かった観察眼をお持ちの様です。対戦相手にリスペクトが無い人も。

 

このブログを読んで下さってる方はあんなのは鼻で笑い飛ばして下さいね。

 

 

まずはスタッツで2試合を振り返りましょう。

GAME1 FG% 3pt% FT% OR DR TO ASS
横浜 44.1%(15/34) 41.7%(10/24) 60%(9/15) 6 26 18 19
北海道 45.2%(14/31) 33.3%(8/24) 95.7%(22/23) 7 30 15 14
GAME2 FG% 3pt% FT% OR DR TO ASS
横浜 41%(16/39) 34.8%(8/23) 69.6%(16/23) 11 25 11 13
北海道 42.9%(12/28) 42.9%(12/28) 83.3%(15/18) 7 28 16 22

 

(勝ってる方の数値を色付けしたら意外と圧倒されていた事に気づく…)

 

 

そして急遽始めた投票の企画。

選択肢が漠然とし過ぎだったのが反省です。。

結果はこの通り。

 

 

FTの差に最多得票が集まりました。

皆さんの予想通り水を開けられる結果となってしまいました。

GAME1はFTだけで13点差ついてます。

 

でもGAME1はファールゲーム有りの5点差

 

僅差になった理由として

逆にスタッツに現れない部分で食らいつき僅差に持ち込めたこと、

スタッツに現れない部分で引き離せず僅差で敗れる

 

という結果になっています。

 

喰らいつけた要因

ルーズボールダイブ

・ディフェンスリバウンド

所謂泥臭い部分。

下記第9節の良かった所で言及します。

 

引き離せ無かった要因

・シュートセレクション

・スペーシング

この2つが特に勝負所クラッチタイムでのオフェンス精度の低下に直結してしまいました。

 

GAME1

4Q残り2:29アウダ選手のFT2本以降得点なし

GAME2

4QFG% 北海道:46.2%  /  横浜:35.3%

 

 

今後ビーコルがクロスゲームを落とさない為に良かった部分と伸ばしていきたい部分を考えます。

 

 

第9節よかったところ

ルーズボール

・ディフェンスリバウンド

 

特にキャプテン生原選手のルーズボールダイブは圧巻でした。

今シーズンなかなかシュートタッチが上がって来ない事で迷いを抱えながらプレーしている様にも見える生原選手。

 

現代バスケの攻めまくるPG像しか描けない人達から批判されていますが、本来の生原選手の良さはチームが勝つ為に出来る事をなんでもやれる事だと思います。

自分で得点が必要なら狙うし、他に確率良く決められるチームメイトがいるならコントロールに回れる素晴らしいスキルを持っていると思います。

今シーズンは特にコントロールに比重を置いている為打てる場面で打たなかったりしたので昨シーズンまでの思い切りの良さが見えづらい試合もありました。

 

この第9節では今シーズンで1番チームを勝たせる為に出来る事にフォーカス出来ていたと思います。

それがルーズボールダイブと言った泥臭い部分に現れていました。

 

やるべき事がはっきりして吹っ切れてきた印象です。

 

ここから先はエース森川選手への厳し過ぎるマークが集中してくる試合が増えてきます。

 

生原選手が強気に攻めていけばエースへのマークも分散させられます。

チームを勝たせる為に生原選手に次にやって欲しいのは得点を狙っていくこと。

 

2試合とも4Qラストをベンチで迎えたのはチームに足りない事が何か見せる為のHCの采配だと感じています。

 

ここからの逆襲と手のひらくるくるが楽しみです。

 

ディフェンスリバウンドについてはシーズン平均2桁のオフェンスリバウンドを誇る相手を両試合とも1桁に抑え込みました。

これは継続していきたい所です。

 

 

これから伸ばしていきたいところ

・シュートセレクション

・スペーシング

 

勝てるチームはクラッチタイムにしっかり決め切れるチームです。

 

クラッチタイム=タフショット

という図式になりやすい(特にビーコルブースターはその旨味を知っている)のですが、

クラッチタイムだからこそ確実な気持ちよく打てるシュートを狙うべきでもあるのです。

 

ビーコルは2試合とも勝負所で相手の手薄なインサイドやミスマッチを狙い過ぎてしまい、

勝負所のオフェンスが絞られやすくなってしまいました。

 

そして時間ギリギリでエース森川選手の3ptに賭ける。

 

北海道さんからすれば見え見えの攻め方だったかもしれません。

 

最後を森川選手に託すのはチームとして良しとして、問題はその前の突き放せる時間帯で得点が停滞してしまった事にあります。

 

相手の手薄な部分を攻めるのがバスケットの鉄則ですが、ことクラッチタイムにおいては拘りを捨てる事も大事です。

 

ディフェンス側は、割り切りして確率高い場所から優先して守ります。

 

GAME1はベクトン選手にローポストでボールを持たせない事を徹底→苦し紛れのハンドラーのATB→狙い済ましてブロック

 

GAME2は身長のミスマッチを攻められる→ビッグマンのヘルプ+捨身のディフェンス(がファールを吹かれずに)→タフショットを打たせる

 

どちらの場面も相手ディフェンスがペイント近くに3人立っている所を攻めていってしまいました。

 

そこで鍵になるのがスペーシング。

 

連敗中のビーコルでめっきり見られなくなったプレーがあります。

 

バックドアカットです。

 

信州戦の土屋選手の様に相手の裏のスペースに飛び込みイージーバスケットを狙うプレーです。

 

当然インサイドにスペースが無いと成立しません。

 

最近のビーコルはベクトン選手の強力なインサイドアタックからオフェンスをスタートする割合が非常に増えてきてしまい、

相手のリムプロテクターがゴール下で待ち構えている場面が増えました。

 

ではどの様にインサイドのスペースを空けるか。

 

ベクトン選手がスリーポイントライン近辺でボールを持つ時間を増やす事です。

 

ベクトン選手はBリーグ屈指のパワーを誇る選手ですが、ビッグマンとしては機敏なドライブと広い視野を持っています。

 

ハイポストからドライブで仕掛ける1on1、アウダ選手やハモンズ選手のスピードを活かしたHigh-Lowなんかは割と簡単に戦術として取り入れられると思います。

 

そして何より、柔らかいシュートタッチを活かしてもっと積極的に3ptやミドルシュートを狙っても良いと思います。

 

リバウンドは全員でカバーすればOKです。

 

ベクトン選手のプレーエリアが広がればペイント内のスペースが広がりPIPの確率が更に上昇する事が見込まれます。

 

シュートセレクションでもう一つ気になった、相手TFが溜まりボーナス状態でFTを貰いにいかないプレーです。

 

これもスペーシングが関係していると思われます。

 

プレーヤー目線で考えると、

あれだけペイントに人がごちゃごちゃしているとファールを受けても審判から見えないんじゃないか、とか、

死角から手が出てきてボールロストしてしまうんじゃないか、

という怖さが出てきてしまい、アタックを躊躇してしまうのです。

 

頭ではアタックが必要だと理解できていてもリスクを感じて躊躇してしまう。

といった感じです。

 

ハモンズ選手が徐々に片鱗を見せてくれる様になって来た今だからこそ、

ベクトン選手のプレーエリアを広げることに挑戦して欲しい。

 

スペーシング問題が少しでも解決出来れば、ビーコルのオフェンスはガラッと変わります。

断言できます。

 

そしてそれはチーム全員でオフェンスもディフェンスもハードに頑張ろうとしていたシーズン序盤の姿を取り戻す事に。

 

ボールを動かしてチームで最適なシュートを探す事をもう一度突き詰めて、週末の川崎戦に備えていって欲しい。

 

今回はこんな感じです。

思ったより長くなっちゃった…

 

#Bリーグオールスター

#森川正明