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横浜ビー・コルセアーズをポジティブに綴るブログです

2021.10.09-10 信州戦 Review

ビーコルブースターの皆さんおめでとうございます㊗️

今シーズン初勝利からのしっかり2連勝‼️

やりました。

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アクシデント発生により、予想より難しい試合になりましたがしっかり勝ち切れました。

 

課題を残しつつ、解消しつつ、尚且つ昨シーズンからの強み、相手チーム信州ブレイブウォリアーズさん🍄との相性を生かした戦術が上手くハマりましたね😎😎😎

 

では早速GAME1からレビューしていきましょう‼️

 

※その前にプレビューを見て頂けると以下の内容が5割増(当社比)で理解できます。

信州戦プレビューを見てみる

 

GAME1 2021.10.09

開幕節、用意したゲームプラン通りに進めた信州と、

個の力でゲームプランを上回られてしまったビーコルの対戦でしたが、両チームをアクシデントが襲います。

 

アクシデント①信州マーシャル選手の離脱

あらかじめアナウンスされていないケース、今回の様に怪我などで外国籍が1人欠けるゲームの場合、どうしても有利に思いがち。

外国籍1人いないのになんで勝てないんだよ?

とか良く目にしますが、そんな簡単なもんじゃない訳です。

競技や選手へのリスペクト・理解が足りなくて残念な意見です🤦🏻‍♂️

 

 

一週間(もしくはそれ以上)かけて準備したプランの急な練り直しが必要になる、

有利に思われがちな対戦相手だってゲームプランの変更を強いられる訳です。

 

特にBリーグでは外国籍3人にはそれぞれどのチームにもかなり重要な役割が与えられ、替えの気がない存在である事が殆ど。

 

めちゃくちゃ一生懸命テスト勉強したのに、先生の都合で科目変わったら動揺しますよね?

動揺しないのは余程事前準備してないタイプの方か、何が来ても問題ない超天才な方くらいでしょう。

 

脱線しましたが、アクシデントでチームの核マーシャル選手を失った事は両チームともプラン変更を強いられる事になりました。

 

ただ今回については信州のチーム構成の性質上、外国籍3人の役割で重なる部分が多かった点からビーコルへの影響は最小限で済みました。

 

用意周到にゲームプランを組んだ両チーム。

信州はインサイドを固めて来ました。

マーシャル選手が抜けた為アウダ選手のP&Rだけは徹底的にケア、

ベクトン選手のローポストアタックは人数をかけて潰しにきました。

 

ビーコルはプレビューの予想通りインサイドに収縮からアウトサイドへの展開を試みます。

ベクトン選手のフィードがハマり、そのままゴール下でリバウンドに備えてくれる為に外から気持ちよく打てます。

 

某有名漫画ではないですが、リバウンド取ってくれる安心感があると強気でシュート打てるので身体がスムーズに動き確率が上がります。

 

結果ビーコルのシュート力が信州の想定を上回りまくります。

(ゲームトータルで54%ですからね。)

またオフェンスが上手くいく事でディフェンスも強度高くプレー出来、攻守共に信州のゲームプランを凌駕、

 

信州さんがセカンドユニット中心で戦った2Qで圧倒します。

しかし…

 

アクシデント②横浜ハモンズ選手まさかのDNP

2Q途中あたりでザワつくTwitter

怪我なのかメンタルなのか慣れない日本食でお腹壊したのか…

 

結果、想定外のローテーションを組まざるを得ないビーコル。

アウダ選手・ベクトン選手のPTが増えていきます。

 

そしてインテンシティーというか集中力の下がった3Q後半。

ロングオフェンスリバウンドを拾われ始めます。

 

オフェンスは冷静に出来ていて、マクヘンリー 選手・ホーキンソン選手がファールトラブルに。

 

ここから信州ブレイブウォリアーズさんの逆襲が。

 

窮鼠猫を噛む信州

背水の状況でなりふり構わないスタイルに変貌します。プラン変更です。

 

インサイドディフェンスの収縮はより小さく、

ファール覚悟でリバウンドに飛び込み、

オフェンスはエース岡田選手とホーキンソン選手のスリーポイントを中心に。

 

なりふり構わない信州に対してビーコルは、

 

自力を信じた我慢比べに出ました。

 

ビーコルはプランを大幅に変更せず、

ベクトン選手・アウダ選手が冷静にスペースを見極め、

須藤選手・森川選手がしっかりとスリーを捻じ込みリードを保ちます。

 

選手を信じた采配に応える選手達。

 

そしてもう1人采配に満点回答の選手が…

No.8古牧昌也選手‼️

 

クラッチシュートを悉く沈めてくる信州岡田選手をマンマーク

オフボールスクリーンもピックアンドロールもムービングスクリーンですらも潜り抜け岡田選手を自由にさせません。

ボールを持たせない、持たれても抜かれない、自由にさせない、マンツーマンディフェンスの見本市でした。

 

そしてストレスが溜まった状態からのテイクチャージ‼️

すげーぞ古牧選手‼️

 

GAME2も古牧選手にマークされたくないな、と思わせる完璧な形での仕上げでした。

 

最後はファールゲームを確率高い森川選手に預けて危なげなく勝利。

 

 

GAME2 2021.10.10

この日はマーシャル選手のノーエントリーが試合前にリリースされ、両チームともそれを念頭に置いたゲームプラン。

 

ビーコルはGAME1の上手くいったポイントの継続、

信州はGAME1からスターターを入れ替えてきました。

PGを熊谷選手から大崎選手へ。

セカンドユニットのディフェンス強度を上げるプランに出ます。

 

しかしそれは熊谷選手のPTがめちゃくちゃ長くなる事、自らの首を絞める事を意味していました…

 

最初のオフェンスから狙い通り、キックアウトからの森川選手スリー。

その後もやることなす事上手くいき11-0のラン。

上手く行き過ぎなスタート。

 

からのターンオーバーから逆速攻や、ベクトン選手ファールトラブル。1Qで2つ。

困った時のモリス選手を早々に投入しますが、明らかにお疲れモリス選手。。

 

思った様に流れが戻ってきません。

そして話題の2Qへ…

 

1Q残り40秒から土屋選手を投入。

ビッグマンをモリス選手・土屋選手というラインナップにします。

 

意図としては

ここまで3戦PTの長いアウダ選手・ベクトン選手を休ませる、

ベクトン選手不在の間アウダ選手を出している場合、アウダ選手のファールが増えてしまう可能性が高い、

ゲーム終盤にアウダ選手・ベクトン選手に暴れてもらう為にどうするか考えた結論だと思います。

 

1Q前半の点差から楽にゲームを進めたかったビーコルがベクトン選手のファールトラブルを機に一気にプランを変更します。

 

恐らくベクトン選手が2ファールになった時点でベンチとしては僅差で勝ち切るプランに移行したはずです。

 

結果、2Qだけみると10-25

ですが、皆さん気にされている土屋選手・モリス選手を並べた約5分のスコアは横浜6-8信州とビハインドはわずか2点のみ。

 

スコアとしても20-20と同点でスターターへの受渡しに成功しています。

 

※交代した時点では20-19でしたがホーキンソン選手にフリースローを与えての交代だったので、交代前の失点としてカウントしています。

 

 

土屋選手が高さとスピードのミスマッチを活かした4得点がかなり大きかったです。

特に2本目のシュートはコーナー待機からホーキンソン選手の背後を取るバックドア🚪

見逃さなかった森井選手もナイスアシストでした。

 

ベンチとしてはこの時間帯、もっと点差をつけられることも想定していたと思います。

残り5分か、5点ビハインドまでは我慢するつもりだったのではないかと。

 

土屋選手・モリス選手の頑張りによって、

クォータータイム含め、アウダ選手とベクトン選手、森川選手は約8分間休む事が出来ました。

 

その間マクヘンリー選手、ホーキンソン選手、熊谷選手は試合に出続けています。

 

最終的に8点のビハインドを背負いますが、想定内いや想定以上の2Qだったと思います。

 

3Q、両チームスターターをぶつけ合いますが、マクヘンリー選手、ホーキンソン選手は明らかに元気がなく、大崎選手も生原選手に2ptと3ptを決められてしまいます。

 

3QのFG%は信州37.5%に対しビーコル69.2%

、8点のビハインドを捲ります。

 

4Qは連日の窮鼠猫を噛む信州の粘り。

ショットクロック間際のシュートやタフショットがことごとくリングに吸い込まれます。

 

ここで勝負を分けたポイントはズバリ、采配とと遂行力。

 

残り1分で信州が取ったタイムアウト

ここでの指示が明確でなかったか難し過ぎたか…

 

信州の守り方を見るに

インサイドのイージー2ptとスリーポイントは打たせないこと

バスケットカウントにならないようにソフトファールしないこと

外国籍の2人はファールしないで守ること

 

こんな感じの指示だったのだと思います。。。

同時に行うタスクが多すぎて難しい…

 

そしてここでもう一つの懸念事項

マクヘンリー選手・ホーキンソン選手・熊谷選手のPT長過ぎ問題

 

3Q残り約6分から出ずっぱりな熊谷選手

ホーキンソン選手はトータル36分超え

マクヘンリー選手はファールトラブルでベンチに下がるもこちらも33分超え。

 

更に信州はスターターの5人を4Q頭から投入。

マクヘンリー選手が4ファールになり2分下がった以外、他の4人は10分間出ずっぱりでした。

 

プレッシャーのかかる時間帯

タフショットを決めてもイージーに返される

ディフェンスのプレッシャーが効かない

頼みのエースは密着マークされている

 

体力的な疲労に加えて精神的疲労がのしかかります。

 

疲労が溜まると

・指示が聞こえなくなる(理解し辛くなる)

・動きが雑になる

という状況になります。皆さんも経験あると思います。

 

一方でビーコルはシンプルに

・2点は捨てる

・岡田選手の3点を防ぐ

この2点に集中出来ました。

 

…ベクトン選手はもう一つタスクありましたが、アウダ選手が声をかけてお互いのファール数を確認、危ない場面はどちらが止めに行くかしっかり確認してくれていました。

こういう細かい気遣いが勝負を分けたのかもしれません。

 

アウダ選手は後半20分出ずっぱりなのですが、前半8分近く休めたのがとても大きかったのでしょう。

 

信州・横浜のベンチワークの差が、森川選手のスリーポイントに繋がり、勝負を分けたポイントと考えます。

 

 

そしてGAME2も爆当たりした古牧選手のディフェンス。

オフェンスでは味方をフリーにする動き、ディフェンスではマンマークは勿論ヘルプディフェンス、ポジション取りなど細かい所に気が利きまくりな古牧選手。

一体何人いるんだ?ってくらいディフェンスで顔を出します。

 

かゆい所に古牧昌也

noteの更新も早過ぎます。

 

さて、来週はホーム開幕戦。

シーズン初めに当たりがちなサンロッカーズ渋谷さんです。

これまた川崎さんよろしくディフェンスのハイプレッシャーを身上とするチーム。

 

ビーコル次の課題

・より高いプレッシャーの中で自分のペースで試合運びが出来るか。

・森川選手への徹底マーク

これらを気にしながら渋谷🐻対秋田👺のゲームを観てみようと思いまーす。

 

それではゴービーコー‼️