Review1からの続き。
GAME1,2を通じて遂行できてたこと
柱=ファジーカスを攻める
柱を追い出そうとして生まれた副産物
柱=ファジーカスを攻める
ビーコルが優位に立つ為に、川崎の柱ファジーカス選手をゲームから追い出したい。
そんな事をプレビューで書きました。
ファジーカスがマークするのはアウダ、という事でGAME1開始から森川アウダのP&R。
その後もアウダが得点を重ねて両ゲーム共20点超えでした。
川崎も攻められるポイントとして把握していたと思いますがそれを凌駕出来ていたという事でしょう。
チームとして狙い通りのオフェンスが展開出来ると流れが良くなりディフェンスでも好プレーが生まれたりします。
今後のゲームでも相手ディフェンスの攻め所を見極めてゲームの入りから主導権を握りたいですね。
柱を追い出そうとして生まれた副産物
ファジーカス選手を攻め続けた副産物として、GAME1ではヒース選手、GAME2では増田選手が前半で3ファールとなり、ベンチに下がらざるを得ない状況に。
普段のローテーションで闘えない事で川崎のリズムを崩す事が出来ていました。
昨シーズンまでは何となくセットして何となく攻めて…という局面も多かったビーコル。
オフェンスの狙いを明確に統一することで、
昨季からの上積みを狙う、いいベンチワークだと思います。
気になったこと
司令塔へのプレッシャー
川崎前田選手・ジャニング選手とシューター2人を並べているラインナップで起きたシーンです。
手間ウイングで#13前田選手、奥のウイングが#23ジャニング選手
ボールはトップで篠山選手が保持していて、
ウイング2人がビッグマンのスクリーンを使ってフリーになる、今節何度も見られたセットです。
ここで篠山選手のマークマン森井選手が後ろに下がっています。
ウイングの2人が走り抜けるスペースを潰す目的もあったかもしれませんが、司令塔篠山選手がノープレッシャーの為広い視野でパスコースを探せます。
結果…
シンプルにジャニング選手がレシーブ、スリーポイントシュートを決めました。
この場合森井選手は背後が見えないので状況が把握しづらいので、
最後尾で見ているモリス選手が指示を出してあげるのがベターです。
この辺りの声の連携もこれから磨いていって欲しいですね。
オフェンスセットの位置について
解説の方がしきりに言ってた、横浜のオフェンスはセットする位置が高すぎる問題。
ちょっと自分には何言ってるかわかりませんでした。
あれは、敢えてあの位置でボールキープしてるのです。
ウイングとビッグマンでスクリーンをかけたりビッグマンがピックアンドロールに来る時にスリーポイントラインに近いとヘルプの網にかかってしまいボールロストしてしまう。
ウイングがボールをレシーブする時にスペースが大きい方がその後のオフェンス展開がしやすい、などなど現代バスケでは割と当たり前の事なのですが…
もっとブースター含めて観る側もバスケットを勉強していかないといけないですね。
HCの采配はまあ重箱の角をつつくような事は確かにあったかもしれませんが、
選手への意識づけ・マインドセット
交代のローテーション・組み合わせ
交代してくる選手への声かけ等のケア
TO取るタイミングなどなど概ね問題無かったと思います。
例年大人しいベンチも古牧選手土屋選手
が良く盛り上げてくれていました。
連敗してしまいましたが、チームの雰囲気としてはかなり良いと言えるでしょう‼️
リーグ戦はまだ始まったばかり。
完成しているチームと
これから伸びていくチームの現在地の差を見つめられたゲームだったと思います。
これから伸びていくチームだからこその闘い方、これをしっかり理解して応援していきたいですね。
あ、GAME2では出場した選手ほぼ全員が得点してます。
これもチームにとっていい事。
さあ次の土日第二節は信州ブレイブウォリアーズさん🍄とのゲームです。
昨シーズンの固いディフェンスとアウトサイドシュート多投スタイルから、
新戦力を加えてどう闘ってくるのか。
2連勝で波に乗る信州にビーコルが勝つ為にどうしたら良いか、考えて行きたいと思います‼️
ゴービーコー‼️